天気の子、さらざんまい

昨日はなんとなく面倒だった『天気の子』録画をようやく視聴。映像は最高だし、若者よ欲望全開で生きよう!というテーマも好き。

 

ファンタジー要素を除いた部分で、主人公の罪と罰を余りにも適当に片づけ過ぎでしょとか突っ込みたくもなる。拳銃所持、拳銃による威嚇、数回の発砲、線路進入…とまあ言い訳しようもない酷い罪状。警察の対応自体も相当糞。

 

同じようなテーマで、罪と罰をちゃんと描いたさらざんまいの方が納得度は圧倒的に高いけど、そもそもこの映画はきっと大人を相手にしてないんだろう。おっさんが見るには大変くすぐったい映画だったが良かった。何がくすぐったいってメインテーマ曲が一番くすぐったいんだけど。

 

主人公も周りも糞ばかりだけど、少なくとも他の大人と違い己の欲望に最後まで忠実だった。そういう話をやたら壮大で感動的な曲をBGMにして展開するもんだから反応に困る。