TRPGとうんち

http://blog.livedoor.jp/domesaka/archives/809205.html

D&D。懐かしい名前です。
テーブルトーク(TRPG)と呼ばれる今のRPGの元祖のようなもの。
おそらく私よりもう少し上の世代が楽しんでいたのでしょうが、
小学生5〜6年頃、同じクラスにD&Dのキットを持っている同級生がいて彼の家で遊んでいました。
その基本メンバーは5人。
野球少年2名、スポーツ万能の爽やか少年、ゲームマスターの頭脳派君、
そしてこれといって特徴のないうんち(運動音痴)の私、という不思議な構成。
当時スポーツ万能の爽やか少年と私は何故だか随分仲が良く、
私がゲームブック好きである事を知った彼に誘われて始めたのでした。
小学生〜中学生と進み、野球少年達の野球比率が大きくなったのでごく自然に終了。


小学生の内は『運動の出来る子達』とか『クラスの中心メンバー』みたいな括りがあまりないので、
そんな混成チームも出来ました。
中学生になってくると色々差が明確になってくるんですよねぇ。
仲の良い友達が、いつの間にか運動の出来ない自分を馬鹿にするようになっていく、
あの過程はうんちな男の子が体験する最初の大人への通過儀礼に違いない。
上手に乗り越える子もいるのでしょうが、私は乗り越えられなかった。
いじめられっ子の道を真っ直ぐ進んでいきました。
当時は毎日死にそうな気分でいたんですが、大人になれば世界は違って見えるもの。
http://www.youtube.com/watch?v=OIul-JU1JGE
(小西さんVerなんて初めて聞いた)


それはともかく、今から思えばなかなか貴重な体験でした。
子供心にD&Dのキットのあのバタ臭いイラストは格好良かった。