トレードパターン色々 愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ?
持ち株の決算出揃いました。銘柄によっては凸凹ありますがトータルとしては悪くない結果。今年だけで見ると株価上がりすぎ。ただし去年の下がりすぎをリカバーしてるだけの状態、資産ATHは遙か彼方です。
自分のトレード履歴のグラフ(緑が買い、赤が売り)を眺めて見ると。
去年ぽちぽち買い下がっていたQQQは全ポジプラス、トータルでは+43%と悪くない。悪くないというか今年NASDAQ指数が強すぎる。NVDA買ってりゃね…と後悔は当然ありますが、QQQの6%はNVDAなので我慢。
後はちょっと足したGOOGとか。ただし買い増し量が少なかったのでポジションは小さい。
これらは良かったパターン。
下がったら買う。それが全て成功したら世話ない。
次は残念パターン。買値まで落ちたので半分売ったところ、見事な底売り。やられた。
まだこれは可愛い。一応利確だし。
やっちまったパターン1。SE。-55%
ミーム化したグロース銘柄の雑なナンピンほんと駄目。頭が悪いにも程がある。下手くそナンピンでポジションもそこそこ膨らみさらに墜落。どうにもならない。
この経験があったのでCRWDを損益分岐直前で売ったら反転した訳ですが。本当にトレードの世界は意地が悪い意味でよく出来ている。
やっちまったパターン2。まずこんなリスク山積みの銘柄を買うべきではなかった。(中国不動産テック)ちゃんと損切りした事だけが偉い。しかし全売りはしないで-66%の塩漬け維持中。残ポジションが縮小しすぎて今やどうでもいい額。
やっちまったパターン3。sp500採用ゴール。いい企業なんですが話題にもならない、ミーム化すら出来ないグロースはずっと株価が冴えない。上で少し売り、かつナンピンを途中で止めたことだけが救い。
中国の企業が農業機械自動運転で価格攻勢をかけておりちょっと真剣によろしくないかも。
PFのトップ3はこんな感じ。コロナ相場で買って2.5倍~3倍になったものを持ってるだけ。その持ってるだけで良かったという経験がグロース塩漬けを作る原因ともなったとも言える呪いのアイテム。バイ&ホールドが許されるのは指数と大型株のみだった。
これら全てのトレード結果を見てしみじみ思うのは、本当に売りのタイミングって難しい。考えても分からないなら少しづつ売る癖をつけるしかないかも。少なくとも小型中型グロースは今後塩漬けをけして作らない。
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トータル。
PF全体で年初来+40%というやり過ぎな結果。ただし、2年前に戻っただけ!!何年ヨコヨコやってんだよ…。-50%とか-60%のポジション作りながら元に戻ってる分プラスではあるんですが…。
結局ATHの時はJMIAが11バガーだったり、NNDMやらSEやらTSLAやら浮かれた銘柄が○バガー連発で上げに上げていた時なので、そんなものの再現は出来ない…とは言えNASDAQ100のATHまで後14%。数年先と思っていたけどNVDAが化け物過ぎた。後は謎の強さを見せるMETAも。
AAPL、TSLA、MSFTの株価に事件が起きなければ最高値に近い値にはなるから、糞株被弾と下がっていた間に買った分で相殺出来ているという事かも。
流石に今年はビッグテックが強すぎるのでこんなPFだと恩恵が大きい。そろそろ墜落ターンでしょう。
まだまだバリュー銘柄の仕込みが足らないので全体調整待ち。今年のトレードはCRWD売り、BAC買いのみ。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶそうですが、歴史と言っても視点によって全然見方が変わるんだからどうでもいいかな。愚者は失敗の経験をバリエーション豊かに積み上げ生存率を上げる以外の道はない。