白髪

久世光彦さんの小説『一九三四年冬―乱歩』。ミステリー作家(なのか?)江戸川乱歩を主人公にした物語です。冒頭、ホテルで40歳を迎えた乱歩が陰毛の中に白髪を見つけて大いにショックを受けるシーンがあります。その後の物語の内容はさっぱり覚えていないのだけれど、そこだけ妙に印象的でした。


なぜこんな事を思い出したかといいますと今日、私の陰毛にも白いものを発見。乱歩ほどのショックは受けませんでしたが、うん、これはしみじみきます。まだ30代前半なのだけれど、実年齢と肉体年齢って違うしな。DSの脳トレには50代と言われたような。もうこれからはお爺ちゃんとして生きよう。