10年前のWindows

売店がせっせとXPラストチャンスをアピールしているせいか、
PCの入れ替えに立ち会う機会が増えています。
そのPCはWindows98だったり、NT4.0(WS)だったり。
物によってはどうしようもないガタガタぶりですが、
大事に使われていたPCは今でもよく動きます。
瞬時に起動するNT4.0の上で、サクサク動く当時のexelなんかを見ると抱き締めたくなる。
このままの方が良いですよ。
USBが使えないから何ですか。
時代は今もSCSIですよ。
ターミネータつけて頑張ろうよ。
名前も格好良いしさ。
…と友人相手なら熱弁を振るう所です。
(そもそもUSBが使えないから替える訳ではありませんが)


とりあえず今のWindowsの過剰機能/装飾過多っぷりは酷い。
しかし、今更MSが引き返せないのも分かります。
私もソフト屋なので、やっている事は同じです。


私の10年前のPC事情を振り返ると、典型的なマカー(Macintoshユーザ)。
見た目のショボいWindows98などに興味はありませんでした。
大学卒業後、譲ってもらったperforma630を卒業してiMacの初期型を購入。
しかし、Windowsは欲しくないけどWindows18禁ゲームはやりたい。
ポリゴンバリバリのゲームをしたい。
そこで今度はMac用WindowsPCエミュレータ(SoftWindows)を購入。
何も起動していないWindowsの状態でも無茶苦茶遅いのですが、
念願のポリゴンを使ったアクションRPG18禁ゲームをインストール。
(elf『ワーズワース』リメイク版)
粗すぎるポリゴンの敵がカクカクしながら襲ってくるゲームを半ばムキになってクリアしました。
どうかしてる。
あまりにも不毛過だったのでそれ以来ゲームをする事はありませんでしたが、
DOS/V機のいわゆる自作を始めるまでは、iMac+SoftWindowsを愛用していました。