仮面ライダーW 最終回

仮面ライダーW、ついに終わってしまいました。CJXのダサさや、財団Xとか言い出した時はどうなるかと思いましたが、話を広げ過ぎず実に分かりやすいハッピーエンドで終わってくれました。あの半分半分の外見、メモリの切り替えによる変身システムは実に良かった。色違いで玩具が売れるし、3×3の変身パターンがあるのもいい。考えた人には関心してしまいます。個人的にはルナジョーカーがお気に入りでした。腕にょろ〜ん


メモリというギミックも良かったのですが、お話もシンプルで良かった。例えば謎の男フィリップ君と組むことになったもう片方の主人公、翔太郎君。フィリップ君は敵の親玉の息子で一度死んでいるデータ人間という背景がありましたが、翔太郎君にはこれといった背景がありません。「フィリップにふさわしくない」「力が足りない」とぼろくそに言われてフィリップ君自身にも数回見捨てられる彼。最近の少年漫画の流れなら、実は○○の才能の持ち主だった、とか、○○の力に目覚めた、とか、実は○○の息子だった、みたいな尾ひれがつきそうなものですが、最後までそんな話は一切ありませんでした。一般人を貫きました。


次の仮面ライダーOOOは現状、微妙なデザインにしか見えませんが、Wの時も「これはない」としか思わなかったので、放送が始まれば印象も変わることでしょう。