THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE ナゴド に行ってきた

この間ナゴヤドームで行われたライブへ行ってきました。ライブ初参加。そもそもペンライトを振るようなライブ自体初なので非常に緊張しました。

アイマスというコンテンツは歴史が長いのでそのファン層(P)の年齢幅は広く、40代の私でもそこまでは浮きません。浮きませんが、初心者が一人で参加するのは流石に心細かった。

 

現地へ赴き5万人のPを見たら肝が冷えました。圧倒的に20~30代男性が多いのでしょうが、私の席の前後はカップルでした。正確な男女比は勿論分かりませんが、0.5:9.5~1:9くらいの雰囲気でしょうか。当然、友達同士で来る人が多いのでしょうが、私のようなソロも結構いる様子。名刺交換(担当アイドルをアピールした名刺)が行われ、同じ愛好家同士で集まろうという集団もいました。楽しそうではありますが、声優さん等をさっぱり知らないペラペラ知識の私が混ざるには気が引けます。

 

なにせ会場はドーム、そして私の席はスタンド席。演者が米粒とはいいませんが1円玉直径みたいなサイズ感で眺めてもピンとこないので、ほぼスクリーンを眺める感じになりました。オペラグラスは持っていきましたが、光る棒を振りながら見るそれを眺めるスキルは習得できていません。

それなら映画館で行われるライブビューイングで良かったという話にもなりますが、あの広い空間をペンライトが揺れる様子や、大音量のコールは現地ならではでしょう。休憩なしで続くライブに足腰は悲鳴を上げていましたが、始まって気が付けば夢の遊園地はあっという間に終わり。コールはしばしば間違えましたが楽しければ良しとさせてください。色の変わる光る棒を駆使するのも楽しかった。子供の玩具に最高だろうなこれ。

 

出演する声優さんはほぼ分かりませんが、今回のライブはゲーム内の衣装を着ているのでそれで判別がつくというありがたい初心者向けの仕様。衣装によっては衝撃の完成度です。また皆さん歌が上手い。(上手い の定義は色々。ガチで上手い人や雰囲気作りがが最高に上手い人とか)連続で歌い続ける体力も凄い。ゲームやCDで聞いてそこまでの印象がない曲も生で聞くと段違いです。元々お気に入りの人はいますが、(今回であれば押忍にゃんこと中野友香の中の人とか。)CDで聞いたちょっと一本調子の歌い方のイメージと違ってこんなにも情熱的に歌えるのかと、しかもこんなにも可愛いのかと大盛り上がりでした。ゆかりちゃんは参加しないので諦めていましたが、生のkmmdが聞けたことは奇跡です。

 

楽しいだけでなくちょっとアイロニーを混ぜてくることが多いシンデレラの記念曲ですが、今回の公演テーマ『STARRY-GO-ROUND』はもう、踊念仏みたいな歌詞です。楽しいことが無期限に続く訳ではない。だからこそ今を楽しみ、歌い踊れと。クーヤンだわ、よく知らないけど。

 

この所、仕事(P用語では副業という。アイドルのプロデュースが人生の本業なのです)が嫌すぎてもう何もかも投げ出したくてしょうがないのですが、家には幼子がいるし、会社でも冴えない中間管理職めいた立場になっています。逃げ場がない。しかし今や、頭の中で『STARRY-GO-ROUND』のファンファーレ的なイントロを流すだけで、最高に不愉快なシーンも最高に愉快な気分へ切り替わるという便利な魔法が使えます。ようやくペンライトの筋肉痛も収まってきましたが、これでまだまだ生きられる。