ディズニ―ランドのどんぐり

ディズニーランド、正直個人的にはそこまで好きではない。それなのに子供が2歳の頃、近所のママさん達+子供で一度行ったことがあるのでディズニープリンセスなんてさっぱり知らないにも拘わらずその魔境を認識してしまった。(平日だったので父は仕事)

 

いくら私が個人的に好きではないといって行くなとは言いたくないし、お父さんはディズニーが嫌いらしい、と置いて行かれるのも嫌だ。

 

「ディズニーに行きたい。お父さんと行きたい。」

そんな事を言われた日には、まんまと悪の商業主義に心を奪われたか!と内心毒づきながらも行かない訳にはいかないのです。行けば自分も楽しいし。

 

正直な所、アニメオタクの父が家族3人の中で一番ディズニー映画に詳しいのだ。子供が知っているのはミッキー、ミニー、ドナルド辺りで後はさっぱり知らないし、そもそも興味もない。ディズニーランドじゃなくていいやん。近所の遊園地でいいやん。一番楽しかったのが、メリーゴーランドとか言っている時点で全くディズニーじゃなくていい。しかも本人一番盛り上がっていたのが、ウエスタンランドでのどんぐり拾い。超高額な公園だよこれ。子供がどんぐりを両手一杯に持ってフラフラ歩いていたら、清掃中の男性キャストさんに「宝物だね」なんてニッコリ声を掛けられて子供もご機嫌になっているから世話ない。ちゃんと本当の樹が植えてあることといい、キャストさんの対応といい流石ディズニーランドと思います。

 

つまり、悪の商業主義に染まっているのは父で、子供はそんな事知ったことかとマイペースを全く崩さないのだ。

 

でもその前の日は原宿のほっぺちゃんショップで「限定品は今じゃないと買えないよ!」と訴えてきた4歳児なのでもう、好きに生きてくれ。