FONスポットへようこそ

ノートPCでブラウジングをしていたら、急に何をしても「FONスポットへようこそ」というページしか繋がらなくなりました。やたらポップな画面で時間/1日単位の有料パスを購入するようなボタンがあります。「FON」というものをまるで知らない私にとって、どこからどう見ても胡散臭い画面。真っ先にウイルス感染を疑いました。


みんなで作る無線LAN FONはどれだけ使える? | 日経 xTECH(クロステック)
結論を書くとこれ。近所にfonの無線ルーターを設置した人がいるようで、私のPCがそちらの電波を拾っていました。はじめは、暗号化していない隣人はなんとお馬鹿さんなのだと呆れましたが、お馬鹿さんは私の方でした。fonの会員はfon AP(アクセスポイント)がある場所で自由に無線接続が出来るという仕組みらしい。暗号化されてなかろうが、会員でない私はログイン画面から先にいけません。


http://labs.ceek.jp/fon/で調べてみると、我が家の近所はそこまで数がないため、どのお宅かまで分かってしまいました。何ができるという訳ではないけれど、なんとなく嫌ですねこれ。itproの記事を読むと、設置場所は自己申告なので実際は嘘である場合もあるのか。とりあえず接続先を自分の無線ルーターに固定して解決しました。


無線LANについては正直、さっぱり分からないまま使っていたので今回は勉強になりました。もう一つ分かったこと。私が使っているcoregaの無線ルーターにはマルチAPという機能があります。これは二つのSSIDを使って、片方はPC用にAESで暗号化。もう片方はWEPにしか対応していない機器、例えばDS用にWEPで暗号化して、両方とも1台の無線ルーターで使えるというものらしい。これが購入初期の状態ではセカンド側が暗号化されていません。CG-GUESTというSSIDで、ただ乗り愛好家?には有名らしい。どうやら私も気前良く無料開放していたようです。


ルーターの設定画面で過去の接続端末を見てみると、自分の持っていないiphoneが1台。最近の接続ログにはないのでおそらく、偶然ウチのAPの電波を拾ってしまったのでしょう。野良APとしてフル活用されてなくて良かった。CG-GUEST経由でメインのネットワークに入る事は出来ないらしいのですが、当然マルチAPの機能は切っておきました。corega恐ろしい子。気付かせてくれたfonユーザーのご近所さんにはむしろ感謝すべきですね。