ブルーチップ銘柄もいつかは崩壊する
相変わらずグロース銘柄虐殺ターンが続いています。手持ちではシンガポールのEコマ/ゲーム/フィンテック…と手を広げすぎてよく分からない事になっていたsea Ltd $SEが目下墜落中。
$SEはあまりにもコロナ相場にマッチしすぎていたののでいつかこうなるとは思いましたが随分お早い山下りを始めてしまいました。
エンドポイントセキュリティで去年大いに株価を上げた$CRWDも今や年初来ではマイナス。
代わりに$AAPLと$MSFTがひたすら上げてもう、指数orビッグテックだけでいいよねと誰しも思ってそうな状態になってきました。
$TSLAはブルーチップというより砂上の楼閣の代表という気がしますが、自分の手持ちも6割以上が大型に。馬鹿みたいに進むインフレとハイテク系はそこまで相性が悪くないとのことで、このまま金利上昇局面で相当叩かれるでしょうが成り行き任せ。
優良銘柄、所謂ブルーチップ銘柄だけ持っていたらいいよねという判断は既に世間が過去に通った道で、結果どうなったかというと$GEや$CSCOのチャートを見たらいい。無限に成長して無限に投資家の期待に応え続ける企業は存在しない。
これでひたすらビッグテックに資金が集まり風船が弾けたらちょっともう立ち直れません。けど来年辺りにはそうなるでしょう。
ファンダメンタル分析でも未来は読めないし、テクニカル分析なんてチャーティストの幻想だとぶった切る『ウオール街のランダム・ウォーカー』を読みながら年末に向けてどんよりしています。
面白いんだけどこの手のアメリカの本って冗長過ぎるのが玉に瑕。小粋なトークカットして、例え話3割くらいカットしたらこの本のボリューム半分に出来ない?