イタリア旅行5日目 サン・ピエトロ大聖堂

バチカン博物館を出て、バチカン市国の外壁をぐるっと回って1kmちょい歩くとサン・ピエトロ大聖堂です。


広場に着くとカンカン照りの下、行列ができていました。あまりの並びっぷりに二人でしばらく絶句しましたが、よく見ると意外に列の流れは速い。覚悟を決めて並ぶことにしました。そして最初の入国チェックのようなものを通る。


サン・ピエトロ大聖堂は教会なので、短パンやノースリーブなど、あまり露出の多いラフな格好だと入場を拒否されます。私達の前にいた、ミニスカートの白人女性はお断りされていました。




世界中の信者、観光客から写真を撮られまくっているであろうバチカンのスイス兵さん。何故か、バチカン市国の警備兵はスイス人と決まっているんだそうです。「さっきの敬礼ポーズやってよー」と観光客にお願いされていますが、そういうサービスはないらしい。



内部の様子。正面にある明るい部分のステンドガラスには白鳩が描かれていました。白鳩は「父(主)」の象徴なんだろうなと勝手に思っていましたが、「父」じゃなくて「聖霊」の象徴らしい。三位一体の考えってサラッと読んだだけでは理解できないですね。教会の正面に飾ってあるのが十字架ではなく白鳩だということがちょっと新鮮でした。



ドームを下から見た所。ドームに登ることもできましたが、ドームに登るには別の行列に並ばないといけなかったので、断念しました。



教会の中には教皇様?の像が沢山あります。この人ちょっと怖い。



なんかもう、豪華すぎて笑っちゃいます。以上でバチカン巡り終了。地下鉄を使い夕暮れのローマ市内に移動しました。



夜のスペイン広場。


日本から電話で予約したはずの店は全く予約が伝わっておらず、その店に行っても「席は一杯なんだけど?何お前ら?」的な対応をされる。ローマ市内はコテコテの観光地なので、やたら高い or 観光客向けのテキトーな店がほとんどなんだそうです。他の候補を考えていなかったので、ナヴォーナ広場近くの店に入りましたが実に微妙でした。個人的には、ツアーじゃないんだから、こういうトラブルはしょうがないとは思うのです。しかし最高に不機嫌になった嫁さんに怯えつつホテルに帰って、今までろくに読んでなかったガイドブックを深夜必死で読む私。準備不足にも程がありましたが、明日の市街観光ルートと行く店を決めました。