テキストベースの夢

普段あまり見ないのですが、たまに夢を見ます。見る夢は決まって安直なもの。それは現実の困りごとが解決したというような夢です。

 

よく見るのは仕事の夢。

他には嫁さんと仲直りして昔のように楽しく会話している夢。

損切も出来ずナンピン買いする勇気も出ない、なんとも言えない銘柄の株が再び値上がった夢。

 

哀れで無様な欲望垂れ流しのこの脳みそよ。面白くもなんともない夢ですが、そもそも記憶に映像が伴っていない気がするのです。人によってフルカラーの夢だったり、モノクロの夢だったりすると聞いたことはありますが、色の記憶なんてない。

 

子供の頃には悪者から逃げる夢とか空を飛ぶ夢を見たことがあります。映像付きだったはず。それがいつからこんなにつまらないリアル準拠の現実逃避な夢だけ見るようになったのか。起きてから「この記憶は夢か」と小さくがっかりする朝の惨めなこと。大きなショックは受けません。そして起きた後映像として思い出すこともない。正しくは映像部分がさっぱり思い出せないというのが正しいのかもしれない。後から物語のあらすじだけ思い出すような感じ。

 

夢と言えばある朝、子供が物凄く私に怒っていた日がありました。

訳も分からないまま出社し後から嫁さん経由で話を聞いたところ、「お父さんが椅子と話していて変だった。それで怒っていたがそれは夢だったらしい」とのこと。今の所我が子は映像付きで夢を見ている模様。それにしても椅子と会話する父の夢って何。いすのまちのコッシーと楽しく語らう夢ならいいですが、どちらかというと将来ボケて椅子と会話している絵しか浮かばない。