株投資 お手製PFを作る意味:イチローの話/馬鹿は痛い目に合わないと分からない

やれウクライナ危機だ、FF金利 利上げだ、QT開始だ、コロナだ、原油高からのハイパーインフレだ、岸田ショックだともう、次から次へと市場を揺るがす話題に尽きずそろそろ食傷気味です。好きにしてくれ。いや、インフレは実生活に直撃するのでスタグフレーション化は止めてください…。賃下げなんて話も出てきているしこの国ヤバい。

 

今年のトレンドは本当にテクノロジーセクターが叩かれる流れとなっており、この2年間で馬鹿みたいに上げた反動を今、身に受けていフルボッコ

 

当然ハイテクと違い、株価上昇を続ける強いセクターはあります。まさにインフレの当事者である原油関連やそれを含むコモディティと言われる貴金属や農作物のセクター。金利が上がる流れを受けて金融セクター、とくに金利差が収支に大きな影響を及ぼす地方銀行系がこれまた強い。

 

こんな状況でハイテクなんて持って含み損を積み上げているなんて愚の骨頂です。f:id:kotokane:20220216152332j:image

そんな私のPFはほぼテクノロジー・情報セクター一色!!馬鹿だね!!落ちるナイフのSEや、決算微ミスのTRMBをちょいちょい摘まみながら様子見中。

 

・お手製PF 年初来-11.3%

・NASDAQ100指数 年初来-11.4%

・S&P500指数 年初来-6.6%

・ダウ工業30種指数 年初来-4.3%

・VFH(金融セクターETF) 年初来+0.9%

・USO(WTI原油 USオイルファンド) 年初来+17.2%

 

・・・ほぼNASDAQ100だなこれ。

 

しかし巧みにトレンドを読み、上がるセクターを選別して投資し、それで5年後10年後に資産が増やせているかというと多分増えてない。何故なら全然巧みじゃないから。勉強が足らないから。

 

例えば2020年のコロナ禍で、私を含む個人投資家が大はしゃぎで爆上げするテクノロジーセクターを買っていた頃、バークシャーハサウェイはモタモタと航空系の銘柄を売り、もたもたと天然ガスのパイプライン運営会社を買ったり、商社銘柄を買ったりしていました。sp500に劣後するBRKらしい、石橋を叩くスタイルだと横目で眺めていましたが今やどうだ。それが振り返って見ると極めて良い選択だった訳です。仕掛けて実現するまでに2年のタイムスパンがありました。金融緩和で浮かれる世の中をスルーし、誰も見向きもしないところに投資する鉄の心、ダイヤモンドのような知識、想像力。自分には全部ない。

 

SP500をひたすら積む作戦に勝てるのか甚だ怪しくなってきましたが、ただsp500を積み立ているだけでは市場の動きが見えない。お手製PFを作ることでランダムウォーカー闊歩する市場の雰囲気が少しでも感じられます。不出来なQQQモドキPFが出来ているなら、今は下手にポジションの入れ替えをしない事にしています。

 

なんにせよ自分で考えないのが一番良くない。

色んな投資に手を出したが、紙切れになった事が何度もある。それは人に「ここいいよ」と薦められた物だった。というSMBC日興証券の動画で語るイチローの話が好きです。

youtu.be

 

今は考える材料・経験値が不足し過ぎている。よって、退場しない程度にあちこち眺めながら方針を絞り、自分のリスク許容度を超えたレバレッジ投資で自滅しないよう注意し、10年後20年後の成長を目指すのがお手製PFを作る意味。景気拡大期、縮小期すべてのローテーションを身を持って経験し、そこから本格的に戦う。多分運用成績はお察し。